ジュエリーの鋳造において、素材選びは仕上がりの美しさ・耐久性・コストを大きく左右する重要なポイントです。

株式会社ビルドでは8種類の貴金属素材に対応しています。この記事では、それぞれの素材の特徴・用途・鋳造時のポイントを詳しく解説します。

シルバー系(3種類)

シルバー999(純銀)

銀の純度99.9%。最も純度が高いシルバーで、美しい白い輝きが特徴です。柔らかく傷がつきやすいため、アート作品やコレクション向けのジュエリーに適しています。

純度 99.9%柔らかい美しい白色

シルバー950

銀95%・銅5%の合金。シルバー999よりも硬度があり、加工しやすい素材です。高級シルバージュエリーに使われることが多く、純銀に近い輝きを保ちながら実用的な強度があります。

純度 95%やや硬い高級シルバー

シルバー925(スターリングシルバー)

銀92.5%・銅7.5%の合金。「スターリングシルバー」として世界的に最も広く使われるシルバー素材です。適度な硬さと美しい光沢のバランスが良く、日常使いのジュエリーからブランドジュエリーまで幅広く採用されています。

純度 92.5%最も一般的日常使いに最適

ゴールド系(3種類)

24K(純金)

金の純度99.99%。深みのある黄金色と、変色しにくい安定性が最大の魅力です。非常に柔らかいため、繊細なデザインには注意が必要ですが、資産価値としても高く評価されます。インゴットやコイン、特別なジュエリーに使用されます。

純度 99.99%最高の輝き資産価値

18K

金75%・その他の金属25%の合金。高級ジュエリーの定番素材で、美しいゴールドカラーと実用的な硬度を兼ね備えています。イエローゴールド、ピンクゴールド、ホワイトゴールドなど、配合する金属によってさまざまなカラーバリエーションが楽しめます。

純度 75%高級ジュエリー定番カラーバリエーション豊富

10K

金41.7%・その他の金属58.3%の合金。ゴールドジュエリーの中では最もリーズナブルで、硬度も高いため傷がつきにくいのが特徴です。カジュアルなゴールドジュエリーや、コストを抑えたい場合に最適です。

純度 41.7%コスパ良好高い耐久性

プラチナ系(1種類・2グレード)

プラチナ950 / プラチナ900

プラチナは白金とも呼ばれ、銀白色の美しい輝きと高い耐久性を持つ最高級素材です。変色・変質しにくく、金属アレルギーも起こしにくい特徴があります。結婚指輪やエンゲージリングに広く使われています。当社ではプラチナ専用鋳造機を1基保有し、高温での精密な鋳造に対応しています。

純度 95% / 90%最高級素材専用鋳造機で対応

真鍮(1種類)

真鍮(しんちゅう)

銅と亜鉛の合金で、温かみのあるゴールドに似た色合いが特徴です。貴金属に比べて大幅にコストを抑えられるため、試作品やサンプル作成、ファッションジュエリー、雑貨、インテリア小物などに広く使われます。デザインの確認用としても最適です。

銅+亜鉛合金低コスト試作品に最適

素材選びのポイント

用途で選ぶ

予算で選ぶ

コスト順に並べると、真鍮 < シルバー < 10K < 18K < 24K < プラチナとなります。まずは真鍮やシルバーで試作し、本番は希望の素材で鋳造するという方法もおすすめです。

まとめ

素材選びは、ジュエリーのデザイン・用途・予算に合わせて最適なものを選ぶことが大切です。株式会社ビルドでは8種類の素材に対応しており、どの素材が最適かのご相談も承っています。

「こんなデザインにはどの素材がいい?」「まずは試作品を作りたい」など、お気軽にご相談ください。

参考文献・出典

  1. 田中貴金属工業「貴金属の基礎知識」(https://gold.tanaka.co.jp/
  2. 日本貴金属マーケット協会「貴金属の種類と特性」(https://www.jbma.or.jp/
  3. 造幣局「貴金属の品位区分」(https://www.mint.go.jp/

※本記事の情報は執筆時点のものです。最新の情報は各公式サイトをご確認ください。

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